東日本大震災で被災した皆さんに心よりお見舞い申し上げます。 亡くなられたたくさんの方々に心から哀悼の意を表します。 ご存知のように、福島第一原発では広範囲への放射能漏れを伴った深刻な事故が進行中です。 この事態を、自分の半生を振り返りながら、激しい後悔の気持ちで見守っています。 チェルノブイリ事故が起きた1986年、僕は14歳でした。それから数年の間、『宝島』などサブカル誌も巻き込み反原発・脱原発が盛り上がりました。でも、やがて勢いを失って、収束してしまいました(そのように見えました)。僕も根気が続かず、運動ごっこからは離れました。 その後、いわゆるエコロジーは市民権を得ました。社会の常識になりました。かっこいいライフスタイルとして、ロハスという言葉も流行りました。でも一皮剥けば、「原子力発電はエコなエネルギー」という電気事業連合会のPRを織り込んだ、原発マネーにずぶずぶに浸された道化芝居