クラレは2010年12月16日、「現代家庭の情報生活」に関する調査結果を発表した。それによると調査母体では、新聞や雑誌、電話、インターネットなどを合わせた一世帯の一か月あたりの情報経費の平均合計金額は、この10年で8000円ほど減少していることが分かった。携帯電話・インターネット代金は増加しているが、その他の項目は一様に減少している。特に若年層は携帯・ネット以外の金額が大きく減っており、これが情報経費全体を押し下げる大きな要因となっている(【発表リリース】)。 今調査は2010年9月に首都圏・近畿圏に在住する500世帯に対し「インターネット経由で」「家族の生活・行動、家計の事情を最も把握している」主婦(=結婚済み)に行われたもので、年齢階層は20代18.0%・30代36.6%・40代27.6%・50歳以上17.8%。比較対象とされる10年前の調査は2000年5月に「アンケート用紙による留置