囲碁棋士日本代表、スポーツの大舞台へ アジア大会派遣2010年2月17日 印刷 ソーシャルブックマーク 中国・広州で今年11月に開催されるスポーツの第16回アジア競技大会(アジア大会)に、囲碁のトップ棋士が日本代表として出場することになりそうだ。同大会で囲碁が正式種目になるのは初めて。日本では「文化」のイメージが強い囲碁だが、実現すれば、日本の棋士が初めて本格的なスポーツ大会に出場することになる。 アジア大会は五輪と同様の総合的な競技大会。囲碁は今回、開催国・中国の意向で採用された。チェス競技枠の中に、囲碁、チェス、中国将棋(象棋〈シャンチー〉)の3ゲームが並ぶ。 選手派遣には日本オリンピック委員会(JOC)への加盟が不可欠だ。現在、日本棋院と関西棋院、日本ペア碁協会の国内3団体が加盟へ向けた統一組織づくりの最中で、大竹英雄・日本棋院理事長は16日、「3団体は加盟に大筋合意した。詰めの作業