埼玉県川越市の新井喜一前市議(68)(12日に一身上の都合で辞職)にセクハラを受けたとして、同市の女性職員が市議会に厳重処分などを求めた問題で、女性職員は18日、県庁で記者会見を開き、新井氏が同席したとされる酒席の録音を公開した。新井氏は代理人弁護士を通じ「社会的に非難される言動はなかった」と反論している。 女性によると録音は、身の危険を覚えて5月10日に始めた。このうち、約40分のデータを事実関係を調査する市議会の第三者委員会に提出。会見では、5月14日に新井氏の自宅で開いた酒席とされる録音を約9分公開した。 公開された録音と、女性や女性の代理人弁護士の説明によると、酒席で別の市議の手が女性の胸に偶然当たった際、新井氏が市議に対し、胸の大きさを質問。さらに、視察旅行に誘い、新井氏は「(女性と別の市議は)部屋一つでいい」「手は出さないが足は出すかも」などと発言している。 また、女性が体調不