「わが子をほかの子と比べてしまうんです。それが嫌で、親子で外出するのを長くためらっていました」 生まれてすぐ、ダウン症と診断された女の子の母が語る、胸の内。 「ダウン症がどんなものかわからず、”障害”という漠然としたイメージが頭に浮かんで…。娘や自分や家族のこれからを思うたび、涙が出ました」 女の子は今、4歳になりました。自宅近くの保育園に通っています。まだ、言葉で上手に気持ちを伝えることができません。 「同じ年頃の子どもたちの中で、自分の意思を“伝える”力を身につけてほしい」 今、母が娘に寄せる思いです。母の気持ちを変えたのはなんだろう? 女の子はどう過ごしているんだろう?。“伝える”ってなんだろう? カメラマンの私は、レンズを通してふたりを見つめ、考えました。(仙台局・田中涼子カメラマン) 五十音で一番初めの「あ」。一番最後の「ん」。女の子の名前は、杏ちゃん。4歳です。 ひとつ
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