インテルは2006年11月15日、業界初となるクアッドコアCPUの製品群を正式に発表した。サーバー向けの「Xeon」で4製品、ハイエンドデスクトップパソコン向けの「Core 2 Extreme」で1製品を投入する。同時にクアッドコアCPUを搭載したサーバーやハイエンドのデスクトップパソコンを、各メーカーが販売開始する。 クアッドコア(Quad Core)とは、CPUの計算回路であるCPUコアを4つ搭載していることを意味する。CPUコアを2つ搭載する従来のデュアルコアの2倍となる。負荷のかかるハイビジョン動画の編集や再生を同時に実行しても、コマ落ちなく動画を再生できるなど、複数の作業を同時に実行する際に高い性能を発揮する。 今回インテルが発表したクアッドコアCPUのスペックと価格は下表の通り。サーバー向けでは、従来のXeon 5100番台から新たにXeon 5300番台を設け、4種類を投入す
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