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2009年3月13日のブックマーク (2件)

  • 【遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」】断念するか、期待するか:日経ビジネスオンライン

    私が通っているパソコンスクールでのこと。そこは各種資格を取れるスクールで、一クラス10名ばかりの生徒たちはパネルで区切られたデスクでそれぞれ、真剣な表情でパソコンと向き合っている。 取り組む内容は各自異なり、ワードやエクセル、なにやらややこしそうな計算など、個々に難題に突き当たると講師にそのつど指導してもらうというシステムだ。 ある日、ひとりの女性が難題を自力で乗り越えられず、講師に教えを仰いでいた。それがまたたく間に講師への苛立ちに変っていく様を、9人の生徒が聞くともなしに聞いていた。 「なんでこうなるんでしょう?」 途方に暮れながらデスクトップを睨みつけ、講師に問う女性の気持ちは私にもよく分かった。私もまたパソコンには「なんで?」の連続だったからだ。女性は続けた。 「何がわからないかを一から説明するのは大変だから、先生、見て、判断してください」 その気持ちもよく分かる。「ここがこうなっ

    【遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」】断念するか、期待するか:日経ビジネスオンライン
  • 日本人はなぜこの言葉に「じ~ん」と来るのか~『日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』 竹内 整一著(評:澁川 祐子):日経ビジネスオンライン

    そういえば最近、「さようなら」と言ってないなあ。 屋でこのタイトルを目にしたとき、まずそう思った。友人と別れるときは「またね」か「じゃあ」で済む。仕事関係の人ならば「失礼します」や「お疲れさまです」。束の間の別れに「さようなら」は、ちょっと重すぎる。 「さようなら」という挨拶に決定的な別れをイメージしてしまうのは、私だけではないだろう。 じゃあ「さようなら」を口にする場面って? 辛うじて想像できるのは、男女の別れ際くらいなものだが、いまや心の中で「さようなら」と呟きこそすれ、実際に口に出して関係を解消するカップルは少ない気がする。 交通手段も発達してどこへでもさほど時間がかからずに行けるし、遠く離れていても携帯やメールでいつでも連絡が取れる。ブログやSNSを頼りに、過去の友人知人の動向を知ることだってなきにしもあらず。そんな時代に生きる人間にとって、もはや決定的な別れを意識する瞬間など滅

    日本人はなぜこの言葉に「じ~ん」と来るのか~『日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』 竹内 整一著(評:澁川 祐子):日経ビジネスオンライン