文学フリマで購入した「Bootleg Vol.1」。個人的には永岡ひとみさん描くところのネイティリさんのイラストに一目惚れです。Sexy!ということで、明日のイベント開催を前に感想などを書いてみたいと思います。今回は「Black Movie Chronicle」ということで黒人映画の特集。侍功夫さんの「クロすぎる奴らたち」の御説明に今更ながら「勉強になるなあ……」と頷きながら読み進めるヌルい私なのですが、それでもどうにか読み終えることができたのは、ライター諸氏の名文の賜物と言えるでしょう。興味深かったのが破壊屋さんの「エボニーinアイボリー」。黒人を取り巻く差別状況を分かりやすく提示してくれるのですが「分かりにくい黒人差別」として日本での例に挙げられたのが、携帯電話会社のCMキャラクター「お兄さん」ことダンテ・カーヴァーさん。これには納得です。最初はただ「予想外です」とオチを呟くキャラだっ