オランダ・ハーグの国連旧ユーゴスラビア国際刑事法廷(ICTY)の上訴審判決の言い渡し中に、液体を飲み間もなく死亡した被告が手にしたビンから、毒物が発見された。オランダ検察が30日、明らかにした。 1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で、クロアチア人勢力の幹部だったスロボダン・プラリャク被告(72)は、上訴審判決の言い渡しで自分に対する禁錮20年の量刑が維持されたのを聞き、「スロボダン・プラリャクは戦争犯罪人ではない。私はこの法廷の判決を拒絶する」と叫び、小さいビンに入っていた液体をあおいだ。席に座り「私は毒を飲んだ」と発言。裁判長がただちに審理を中断し、被告は救急車で病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
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