全日空が、女性の客室乗務員(CA)や地上スタッフが勤務中に履く靴に関し、ヒールがあるパンプスタイプ以外も認めるよう社内規定を改定したことが8日、同社への取材で分かった。グループ会社も含め、1日から運用を始めた。「健康面や働きやすい環境作りを考慮した」としている。 職場でのヒール靴を巡っては強制に反対する「#KuToo(クートゥー)」運動が注目されている。航空業界では日航も社内規定を改め、4月からヒールがない靴も履けるようになった。 全日空は、女性のCAらが着用する靴のヒールの従来規定を見直し、高さは「5センチ程度以下」、幅は「3センチ程度以上」と変えた。