新型コロナウイルスの影響が続く中、内閣府が行った意識調査で「コロナ疲れ」を感じると答えた人が70%を超えたことが分かりました。 内閣府は、4月末から先月にかけて、インターネットを通じて、生活や行動の変化に関する意識調査を行い、全国の男女1万人余りから回答を得ました。 この中で「コロナ疲れ」を感じるか尋ねたところ、「感じる」が33.7%、「やや感じる」が37.9%で、合わせて70%を超えた一方、「あまり感じない」が17.4%、「感じない」が8.4%でした。 このうち「感じる」と答えた人を年代別に見ると、60歳以上では26%でしたが、30代は37.6%、20代は41.3%と、若い世代ほど「感じる」と答えた人の割合が高くなりました。 内閣府の担当者は「若い人ほど、活動レベルが高いので、外出の自粛などを求められ、疲れを感じているのではないか」と話しています。