長さ1000cmの棒を一様乱数で1000個に切り分けたら、どんな長さの破片ができるか? 1cmの破片が1000個できるのかな、と想像しがちなところですが、実際にはこうなります。 これはパソコンでシミュレーションした結果のヒストグラムです。 確かに破片1個の“平均”は1cmなのですが、数で言えば平均以下の小さい破片の方がずっと多く、 その一方で、ごく小数の極端に長い破片があります。 最も数が多いのは、最も短い0.0〜0.18cmで、ここに160個以上の破片が含まれています。 反対に、最も長いものは 8cm以上、次いで7cm台、6cm台にも、ごく少数の破片があります。 以上は、ほんの数行のPythonスクリプトで確かめることができます。 # 長い棒を一様乱数で切ったら、破片の分布はどうなる? import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt
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