ブックマーク / chibigori.hatenablog.com (43)

  • いつかギラギラする日 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    公開は1992年。深作欣二によるアクション映画です。萩原健一らの三人組は銀行強盗などで荒稼ぎをするギャング。ギャングというのがまた時代でしょうかね。映像も同時に時代を感じさせますが、大昔のモノクロ映画でもないので問題なく見ることは出来ます。それにしても熱い。絶えず欲望でギラギラしていて、暴れっぷりは海外映画を思わせるほどです。爆破に銃の乱射、カーアクション。休む暇がないくらいに一気に上映時間内を突っ走ります。特に後半はそれらのオンパレード。撃ちまくって車潰してもうやりたい放題。そのために製作費は当初の三億円を遥かに超える11億円まで膨らみ制作会社一社が倒産したとか。ちなみに配給収入は4億円少々らしい。あれこれ考えずにその成り行きを楽しんでいればという後半でしょうか。緊張感よりもむしろ娯楽のような味わいも出て来ますね。何度も鑑賞するのではなく一発勝負で楽しみたいような映画です。 🦍日のマ

    いつかギラギラする日 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 真夏のオリオン - ★気ままに自宅で映画観賞★

    潜水艦映画にハズレ無し。2009年の作もこのフレーズに加えて差し支えないだろう。原作は池上司小説、「雷撃震度一九・五」で太平洋戦争の末期を描いている。凝った海外の映像と比較すると戦闘シーンなどはややチープな印象もあるが、同潜水艦映画である「眼下の敵」を彷彿させる攻防は見ていても面白い。恐らく戦時中は海上と海中でこんな駆け引きが繰り返されていたのではないか。仄かな恋愛と艦長同士の友情が勝つか負けるかの戦争というテーマを少しばかり緩めてくれる。とは言え戦争を描いた作品には違いなく特に後半の駆逐艦との攻防は潜水艦映画ならではのせめぎ合いが続く。日の潜水艦をより象徴させるのが人間魚雷回天の存在だろう。作はこれにも焦点を当てており搭乗員との会話もただならぬ緊張感を与えてくれる。上映時間は約二時間。攻防の末のラストはどうなるのか。戦争、潜水艦に興味が無い方にも見て欲しい一作だ。 🦍日のゲス

    真夏のオリオン - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 鉄道員 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    記憶が正しければ今回で三回目。久しぶりのポッポヤです。家族が新規契約したHuluで見ました。言わずと知れた浅田次郎の小説が原作ですが、の題名はこれであっても実は短編集なんですよね。だから作の話も割と短い。もちろんそれはそれで面白いのですが、やはり映像化されることでよりリアルに話を見ることが出来ます。まずは撮影にもご苦労があっただろうなと思わせるシーンの数々。雪の中を走る列車の光景は見応えがあります。さらには共に定年を迎える男同士のやり取り。切実でもあり仄々ともしていて何とも言えない味わいがあります。見るたびに心に響いていく映画の一だと思いますね。公開は1999年。短い小説にあれこれ回想シーンなども加えて二時間弱に仕上げています。久々に見て思ったのは主演の高倉健をはじめとして志村けん、田中好子、奈良岡朋子と何人も他界されていて、それがまた違った味わいを加えてくれましたね。 🦍日のゲ

    鉄道員 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 最後まで行く - ★気ままに自宅で映画観賞★

    ハイ!またお会いしました。今日は他の国で三度もリメイクされた韓国映画です。これがオリジナルなんですね。どんな仕上がりになっているのか日版を見た人は特に思うんじゃないでしょうか。ハイ!私も思いました。でもこれだけリメイクされてる映画なのに吹替がないんですね~。見る前に残念です。しかし、気になっていた作品でもあるので頑張って字を読みました。読んでいる分、映画の入りが悪いです。ハイ!画面に集中できないので肝心の演技少し見逃してます。ハリウッドで字幕が廃れた理由わかります。見ながら思いました。カメレオンのように目が動けばいいと。そんなハンディを抱えてもこの映画の出来は評価したいです。日版との違いを探りつつも、全体的なストーリー、ハイ!こちらに軍配が上がる気がします。え?日の方が良い?人の感覚はいろいろですからそれもありですね。まだの人見比べて下さい。それではサヨナラ、サヨナラ。 🦍日のゲ

    最後まで行く - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 最後まで行く - ★気ままに自宅で映画観賞★

    ドキドキハラハラが最後まで続いて下手なホラーよりもよっぽどスリリングなクライムサスペンスです。オリジナルは韓国映画でつまりはリメイクなんですが、日でやる前に中国、そしてフランスでもリメイクされているんだとか。確かに映画を見れば頷ける話かもしれませんね。飽きさせずに最後まで行くという展開は見応え度十分というか十分すぎるほどです。主演は岡田准一で迫真を越えた演技が素晴らしく、その驚愕な進行に思わず驚きのあまり笑ってしまいそうになります。とにかくオープニングから見ているものを鷲掴みにしますね。一気に物語に引きづり込む。クールでカッコいい岡田准一は作では存在しません。日版の公開は2023年。上映時間は約二時間です。間違いなく人に勧めたくなる映画で、是非ともオリジナルの韓国版も見てみたい。ただし、吹替があればですが。でもひょっとすると字幕でも良いかなと思わせる映画ですね。 🦍日のマイページ

    最後まで行く - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 死霊のはらわた ライジング - ★気ままに自宅で映画観賞★

    B級ホラーの金字塔と言ったら1981年の一作目ではないでしょうか。日では85年公開で監督サム・ライミの出世作でもあります。似たようなタイトルは数々あって一時期漁るようにいろいろ見ましたが、これを上回るほどの強烈な印象を刻んだのは無かったですね。その正統続編となるのが2023年の作。タイトルからしても期待度は高まります。ただし監督は別なんだそうです。新しい分、映像はクリアで時間の経過を感じさせます。はっきりくっきりという感じ。透明感すらありますね。映像技術も当然進化していますから描写もよりリアル。グイグイカメラが迫っていくあのシーンも健在です。もうお約束ってところでしょうか。ただ、ゾクッとする感じはいくつもあるんですが、身体を冷やすほどでもないんですよね。悪いとまでは言いませんが、一作目の良さや怖さを改めて感じたというのが正直な感想です。また一作目でも見ようかと思いましたよ。 🦍日の

    死霊のはらわた ライジング - ★気ままに自宅で映画観賞★
    sanintanoshii
    sanintanoshii 2024/08/17
    こ、怖い!
  • トップガン マーヴェリック - ★気ままに自宅で映画観賞★

    あれから40年なんてお笑いのフレーズがありましたが、この続編は一作目から36年が経過した2022年に公開されたアクション映画です。公開された当時は二桁を見たなどという凄い人もいたりして驚かされましたね。今回の視聴は二度目で約二年ぶり。そのためちょっと新鮮で同時に懐かしくもありました。耳に心地よいリズムが流れた瞬間、否応なしにテンションがアップ。違う音楽にしなかったのは個人的には良かった点で、ストーリーや映像などは一作目を凌駕していると言っても言い過ぎではないはず。とにかく飛行中の戦闘機が迫力があります。この辺りは前作からの時間の経過ってことなんでしょうね。作から見ても楽しめる仕上がりですが、やはり前作を見てからの方がよりしっくり来るのでまだ見ていないという方は是非。任務遂行に入った瞬間からの緊張感はハラハラドキドキの連続。エンディングはそんな緊張を心地よく解してくれますね。 🦍日のマ

    トップガン マーヴェリック - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • PLAN75 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    高齢化社会が進んで行ってこの先、どうなっていくんだろうって予感させるかの映画でしたね。自らの安楽死を認める法案。もしかしたら当に出来るんじゃないかって考えてしまいました。主演は幼少期「のど自慢」荒らしと知られた倍賞千恵子。さくらも今やこんな役が似合う年齢になりました。と言っても一辺倒の演技しか出来ない某ベテラン女優とは別物で、ちょっとした仕草や発言が見ているものを魅了します。さすがって感じで上手いですよね。臭さが一切ない。だからスッと映画に入って行ける。こういうの大事です。公開は2022年です。約二時間のヒューマンドラマですが、この世に生きていくうえで高齢者だけではなく人はそれぞれ問題を抱えているのだということでしょうね。あれこれ考えながら見入ってしまうとあっと言う間に時間が過ぎてしまう。決して軽い映画ではありませんが、邦画らしい味わいと伝えるべきことの多い映画でしょう。 🦍日のゲス

    PLAN75 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 外道 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    タイトルと主演がピッタリマッチしている気がします。白竜は存在感がありますね。映画は1998年で映像は時代を感じさせてやや粗いです。監督はロマンポルノをやっていたというだけあってそれらしいシーンが登場。だから18+指定になっています。一瞬、そっちの映画?なんて思っちゃうほどですが、正直ここで映画そのものの質が落ちたようにも感じましたね。だからなのか同時に白竜の凄みも薄らいだ気がします。ポルノも悪も中途半端って印象がぬぐえません。友情出演で竹内力も出ていますが、ほんのちょい役。うっかりすると気が付かないくらいです。蓮の花に囲まれた一道を下っていくシーンなどは何が起こるのかと大いに期待させてくれて見入ってしまう美がありましたね。歩く姿も絵になります。この後どうなるんだろうと見ているものに委ねるラストも個人的には今一つ。全体的にモヤッとしていてどうにもスッキリしない映画でしたね。 🦍日のマイ

    外道 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 奈落のマイホーム - ★気ままに自宅で映画観賞★

    地盤沈下によってマンションそのものが巨大な穴に落ちるという韓国のパニック映画である。公開は2021年で上映時間は二時間弱だ。比較的新しい分、映像もなかなか凝っているが、パニック一色で無いのがこの映画の面白さでもあり、怖さを半減させた理由でもあるだろうか。家族愛を全面に出さないと受けないという韓国映画のお約束はもちろんのことで社員同士、あるいは近隣住民などとのやり取りなど、お膳立ては十分。ただコメディの色合いがどうしても強いせいか、パニックでありながらも緊張感がどうしても弱い。そのギャップを狙った気もしないでもないが、ゾクゾクする恐怖はそれほどでもないため、割とリラックスして見ることが出来る映画だろうか。とは言え、全体的にはよくまとまっていて、作品自体の見応えは悪く無い。それぞれのキャラの存在感もしっかりしているし、体当たり的な演技も然り。半面、救助隊の腑抜けさも目についた。 🦍日のゲス

    奈落のマイホーム - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • インディペンデンス・デイ - ★気ままに自宅で映画観賞★

    この映画も相当見ているわ。1996年の公開だからけっこう前になるけど、全然色あせてないのよ。もう展開もわかってるし、ところによっては台詞も空で言えるくらいなんだけど、それでも楽しめちゃうってのが凄いわね。笑えるし、泣けるし、絶望感や感動と気持ちがもう山の天気のようだわ。大統領の出撃前の演説もジーンとしちゃうわよね。あれは今ドンパチやってる人たちに見て欲しいわ。やってる人もそうだけど、やれって言ってる人に見て欲しいわ。あれだけ文明が違うのにコンピューターウィルスが効くのかなんて言う人もいるけど、実際試したことなんかないんだからわからないじゃない。薬だって効くと思って飲んだら治ったりもするんだから。でもそうは言ってもあんなのが地球に来たらその時点で終わりよね。戦うとかの次元じゃないでしょ。あとはもう頑丈な建物に避難して待つだけよ。怖い人は押し入れの中なんかも良さそうよね。 🦍日のゲストペー

    インディペンデンス・デイ - ★気ままに自宅で映画観賞★
    sanintanoshii
    sanintanoshii 2024/07/29
    もう一回見てみようかな
  • 太平洋ひとりぼっち - ★気ままに自宅で映画観賞★

    オープンカーから颯爽と飛び降り台詞少なめの渋い印象のある裕次郎だが、作は1963年公開とあってとにかく若々しいの一言に尽きる。原作は堀江謙一の手記で映画公開の前年に三ヶ月かけて太平洋を単独無寄港横断に成功。従って実話を基にした作品ということになる。なお作は石原プロモーション映画製作第一回作品とのこと。監督は市川崑である。その市川は作を失敗作と評したらしいが、見ている分にはそんな印象は受けなかった。無鉄砲にチャレンジする若者の勢いや苦悩は十分に感じられたし、自然との格闘シーンも迫力があり、ふと目的こそ違えど老人と海が頭に浮かんだりもしただろうか。大冒険と裕次郎を堪能する一であることは確かで、大袈裟にいえば映画の8割方は裕次郎の関西弁という感じだ。ひとりぼっちでありながら一人舞台とも言える。他の登場人物はすべてが裕次郎の陰に隠れてしまうほどの魅力を全面的に感じるはずだ。 🦍日のゲス

    太平洋ひとりぼっち - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 文学賞殺人事件 大いなる助走 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    筒井康隆の小説が原作です。公開は1989年。なんとSF作家としてその筒井康隆ご人も登場しています。台詞棒読みかと思われましたが、下手な役者よりは全然マシです。映像はやや粗いですが、これも時代を感じさせて良い。主演は佐藤浩市。見た瞬間、若いな~と感じられるでしょう。話はタイトルにもあるように文学賞にまつわる内容で、物を書く人ならば一度はご覧になっておいた方がいいかもしれませんね。これなら俺でも書けそうだ。佐藤が拾った同人誌を見て、そこから書き始めるのですが、その同人会に集う面々も曲者ぞろい。このやり取りを見ていてもつい笑ってしまってなかなか楽しめます。さらにはあれよあれよと佐藤の小説が直賞にノミネート。芥山賞に直賞ってのも愉快です。映画は二時間を少々超えますが、知らぬ間に時間が経過するほどです。ただ殺人事件は一向に起こらないのでオヤッと思われた方も多いのではなしょうか。 🦍日のマイ

    文学賞殺人事件 大いなる助走 - ★気ままに自宅で映画観賞★
    sanintanoshii
    sanintanoshii 2024/07/21
    見てみたいです。
  • エクスペンダブルズ ニューブラッド - ★気ままに自宅で映画観賞★

    旬を過ぎたという意見もあるでしょう。それでも豪華キャストのお祭り的な映画としてシリーズをすべて見ていて、邦画では出来ない派手さが見ているものを楽しませてくれます。この映画はスピーカーから直接音を出して、それも少々音量を上げて見たいですね。公開は2023年。ゴールデンラズベリー賞のノミネートも数も多いですけど、個人的には素直に面白かったと言えます。やっぱりジェイソンのアクションは良いですね。銃がピタッと様になってる。新たなメンバーも加わったことでちょっと新鮮さも増します。彼らが揃って出動することで何かやってくれるという期待感が湧いて来るのもいいです。ワクワクするんですよね。スタローンが死んでジェイソンも核で終わってしまうのか。そんな不安を抱いた人も中にはいるでしょう。私もその一人。つまりはこれで終わりなんだなと。これ以上は語れませんが、スカッとさせる暴れっぷりは楽しめます。 🦍日のマイペ

    エクスペンダブルズ ニューブラッド - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • ジョーズ3 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    予算の問題なのか不明だが、なぜ一作目の迫力が出せないのか疑問だ。公開が1983年だからおよそ8年が経過していることになる。それでこのクオリティはなんともお粗末で違った意味で背筋が凍る。まさに午後のロードショーである。4から遡って見たことになるが、何十年も前の特撮を見るような映像が当にジョーズのシリーズなのかと疑いたくもなる。主役であるようで脇役に回ってしまっている点が怖さを半減かそれ以上低下させているのだろう。恋人たちのいちゃつきは今回の映画の中で存在感を見せるイルカの映画かなにかでやってもらいたいものだ。なお作は偏光フィルター方式のメガネを掛けて立体的に見せることでも話題になったらしいが、新しい試みは評価出来るとしても、どうせならば内容で勝負して欲しかったというのが音である。結局のところ、一作目を際立たせるだけの映画で、二匹目も三匹目のドジョウも居なかったのだろう。 🦍日のゲス

    ジョーズ3 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • エクソシスト 信じる者 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    似たようなタイトルはいくつかあれど、かつてオカルト映画で世間を震撼させ今は金字塔として名高い名作に迫る、そして物語が関連しているものはほとんどない。しかし、2023年に公開された作はれっきとした1973年の直接の続編で悪魔に憑りつかれたリーガンの母親役を演じたエレン・バースティンが再登場している。それなりに年数も経過しているためしばらく誰だかわからないほどだった。元女優、そしてリーガンというキーワードでピンと来たが、現在はなんと91歳。まだまだいろんな映画に出られるのではないかと今回の作品を見て思った。ただ、作品自体はあくまで続編と言いながらも、あの背筋を凍らせるほどの恐怖までは継承していない。悪魔云々の前に家族愛の方が勝っていて、肝心の悪魔が弱まってしまった印象である。おススメ度は低いものの、73年の作品をご覧になっている方ならば一度見ておいても損はない気がする映画である。 🦍日の

    エクソシスト 信じる者 - ★気ままに自宅で映画観賞★
    sanintanoshii
    sanintanoshii 2024/07/06
    観てみたいです。
  • 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    公開は2023年で水木しげる生誕100年記念作品なんだそうです。小さい子供が鬼太郎をどれだけ知っているか、なんて思ったりもしますが、ベースとなったのは2018年のTVシリーズなんだとか。6年前ですよ。その頃にもやっていたのかと、むしろ当時見ていた大人がビックリしたりします。となれば今の子でも十分知っているってことでしょうね。古い鬼太郎しか知らない者には、クリアな映像がまず新鮮です。そして物語も壮大で大人向け。何か鬼太郎というよりも「犬神家」のアニメを見ているような気分です。少なからずそう思われた方もきっとおられるのではないでしょうか。あくまで誕生ということなので、メインの鬼太郎はちょっとしか出て来ないんですよね。もうちょい役ってくらいで。それでも慣れ親しんでるから登場した時の存在感は相当なものです。それがまた良い感じで作品に花を添えてる。誕生の経緯をじっくりとご覧になって下さい。 🦍

    鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 - ★気ままに自宅で映画観賞★
    sanintanoshii
    sanintanoshii 2024/06/30
    これは面白かったです。私も記事にしていますので、よろしかったら見てください。
  • ある男 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    原作は平野啓一郎による小説。第70回読売文学賞受賞で夫木聡主演で実写化された。2022年に公開された作の上映時間は約二時間だが、主演の夫木がなかなか顔を見せず、登場はジャケットで見た顔は勘違いだったのかと思い始めた頃である。そこで物語の展開が変わったかの雰囲気が漂う。いわゆるプロローグ的な空気だ。そこまでを窪田正孝がただならぬ気配で見ている側を画面に引き寄せてくれる。特に恋愛に発展する過程は切なくも微笑ましくも映る。ただ、作の奥深さがスタートするのはここからで、謎めいた展開にグイグイ引き込まれていくのを感じる。さすがと思ったのは名わき役の柄明だろう。出番は少なめだが、その短い時間でも軟な主役はうぞという圧倒的な存在感が光る。このあたりはさすがというしかない。徐々に明らかになっていくことで揺れ動く家族の心情。一見地味にも見える映画ではあるが、その訴える力は凄まじい。 🦍日のゲ

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  • 首 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    北野作品はほとんど見ています。原作は北野武の小説で彼自身の脚・編集・監督・主演というのが2023年に公開になった作。一時期TVなどでも取り上げられていましたが、ようやく見ることが出来ました。時間は131分と長丁場。時代劇は嫌いではないものの、実在の人物となるとそれほど詳しくもないため、名前が表示されるたびに少々引き気味になります。映像は新しい分、奇麗ですし生々しい部分も今どきの技術でリアルな迫力があります。恐らく数十年前にこの映像を見せたら実際にやっているのかと勘違いされること間違いなしです。格的な時代劇のようで、実際はこうだったんじゃないかという人間の弱さや狡賢さが織り込まれていて、堅苦しいという印象はだいぶ軽減されている気がします。ただ、面白かったのかと問われると疑問符が浮かんでしまう。特に戦国時代に詳しいなどという方ならもっと分かり易くて楽しめたんでしょうけどね。 🦍日のマ

    首 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • カウントダウン - ★気ままに自宅で映画観賞★

    つくづくやたらなアプリはインストールしない方が良いと思わざるを得なかった映画でしたね。ちょっとしたノリじゃ後が怖い。そんな教訓がひしひしと伝わって来る。なんたって自分の余命がわかるアプリですからね。確かにどのくらいだろうって見たくなる気持ちはわかりますけど、知ったら知ったで妙な気分を味わい続けるんじゃないでしょうか。正直、見るまでは時間も90分と短いし、B級の匂いがしていたんですが、これが意外とよく出来ている。ドキッとする怖さも随所にあって、それでいて息が抜けるようなお笑いの部分もある。加えて主演のエリザベス・ライルの奇麗なお顔も気になってしまう。だから90分退屈しないでスイスイ見られちゃうんですよ。テンポが良いというのか、無駄がないというのか、分かり易くて良い。だらだらと二時間オーバーの映画を見て頭に疑問符を浮かべるのも少なくないですからね。日では2020年に公開です。 🦍日のゲス

    カウントダウン - ★気ままに自宅で映画観賞★