本企画ではこれまで2回に渡り、主に中堅/中小企業(SMB)における法的側面から見たバックアップの有効性と、限られた予算の中での理想的なバックアップのあり方について、専門家の意見を聞きながら検討を重ねてきた。最終回となる今回は、NECでバックアップソリューションの提案に関わる3氏に、SMBにとって現実的で具体的なバックアップソリューションについて解説してもらった。 話を聞いたのはプラットフォームマーケティング戦略本部 主任 谷長薫氏、同部 濱岡真由氏、ストレージ事業部 技術エキスパート 海野聡氏 の3氏だ。 バックアップはシステムの一部 「バックアップ製品は他のIT機器とは異なり、実はメーカー独自のオリジナリティはほとんど求められません」 冒頭、プラットフォームマーケティング戦略本部主任の谷長氏から語られたのはやや意外な言葉だった。NECでは顧客にサーバシステムを提案する際、バックアップ製品
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