富士通研究所は、実行中の仮想サーバを別の物理サーバ上に移動する際に必要となるネットワーク機器の設定変更を、現在策定中の標準規格に準拠した通信プロトコルを用いて、自動化する技術を世界で初めて開発したと発表した。 同社では、標準化がIEEEで進められている「エッジ仮想スイッチ技術」を拡張し、ネットワーク機器の設定変更を自動化している。 標準化が進められているエッジ仮想スイッチ技術は、サーバとそれが接続されたスイッチ間でのみ定義されており、適用できる範囲が限られており、サーバが接続された複数のスイッチをさらに上位のスイッチで接続する多段接続の場合、上位スイッチの設定変更には対応していなかったという。 標準化が進められているエッジ仮想スイッチ技術 同社では今回、エッジ仮想スイッチ管理技術をさらに拡張し、仮想サーバの移動にあわせて上位のスイッチを自動設定する技術を、世界で初めて開発した。 新たに開発