動画内容 主人公・蒼月潮(あおつき うしお)は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおがとらと名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた獣の槍(けもののやり)であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。 始めこそ、降りかかる火の粉を払うごとく、襲ってくる妖怪を退治していた潮達であったが、物語は次第に世界を滅ぼす大妖怪白面の者(はくめんのもの)との決戦を中心に廻りだす。 蒼月潮と獣の槍、とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。