【10月25日 AFP】米欧州陸軍の司令官を昨年まで務めていたベン・ホッジス(Ben Hodges)氏は24日、太平洋地域で米国と中国の武力衝突が発生する可能性が「非常に高い」と警鐘を鳴らした。 ポーランドの首都ワルシャワで開かれたワルシャワ安全保障フォーラム(Warsaw Security Forum)で述べた。退役中将のホッジス氏は現在、米ワシントンにある政策研究機関、欧州政策分析センター(CEPA)で戦略研究の専門家として勤務している。 ホッジス氏は、同フォーラムの防衛専門家会合で「避けられないわけではないが、15年後にもわれわれが中国との戦争になる可能性が非常に高いと考えている」と発言。 さらに「米国には、中国の脅威に対処するために欧州と太平洋ですべきことを、一国ですべて実行する能力はない」とも述べ、米国の北大西洋条約機構(NATO)に対する関与は「揺るがない」との見方を示した。(
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