人は生まれ持った能力として不幸を見つける能力が高い 人の脳は幸福な出来事よりも不幸な出来事の方が記憶に残りやすい仕組みがあります。 これは「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれるもので幸福な記憶よりも不幸や不満といった、満たされない気持ちや孤独感をより強く感じます。 そして無意識に人は幸福よりも不幸に目を向けて意識するようになります。 人がこうした「ネガティビティ・バイアス」を持つ理由は、人は太古では捕食者や自然災害などの命の危険と隣り合わせの生活をしており、進化の過程で危険に対する対策を行うように脳が進化し、その結果、人はネガティブな思考をポジティブな思考以上に記憶するように脳を進化させたからです。 そして、「ネガティビティ・バイアス」は記憶だけではなく幸福な出来事よりも不幸な出来事対して敏感になり、幸福でも不幸でもないただの事象(出来事)を勝手に悪い方に捉えて、その結果人はなんでもない些