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ブックマーク / tigerace1943.hatenadiary.jp (2)

  • ■ - tigeraceの不安倶楽部

    2016 - 03 - 03 ■ 春の光 君のお母さんに案内されて 二階の この部屋に 足を踏み入れると そこはかとないその静けさに 君のさびしさがぼくにも感染する ついこの間まで バイトで 君の家庭教師みたいなことを やっていたけれど サイン、コサインがどうのとか ベルリンの壁 がどうなったとか そんなことよりも もっと ぼくは君に伝えたいことがあったんだ ほんとうは 君のお母さんが 空気を入れ替えますからと 窓を開けると キラキラと こぼれるように 春の光は 部屋いっぱいにちらばって 衣紋掛けの制服は やわらかな風に揺れ 机の上の ポートレート の君は かなしいほどの笑顔で 時を止めている おこがましくも、自身の詩を発表させていただく。 きのうまでは、ダウンジャケットを着ていたのに きょうは、やけに春っぽいので。 この詩は、 第一詩集「 新選組 になればよかった」 に収録されています。

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    2016 - 02 - 25 ■ かつて、 コピーライター をやっていた。 入社してすぐに、 宣伝会議 コピーライター養成講座 で半年間、コピーライティングはもちろんのこと、広告業界のイロハを叩き込まれた。 当時、 糸井重里 (いとい・しげさと) が「不思議、大好き」というヒットコピーを生み出し、マスコミに露出し始めた頃で、にわかに広告業界が注目され始められた時期でもあった。 その後も 糸井重里 はヒットコピーを書いて、マスコミの寵児になってゆくが、ぼくは、 仲畑貴志 (なかはた・たかし) をリスペクトしていた。 その頃の、 仲畑貴志 の 気に入ったキャッチコピー を書き留めたメモが最近になって、古いブレザーのポケットの中から見つかった。 30年位前の、 鉛筆書きなので、正確に読み取れる中の一部のコピー を、ご紹介する。 「おしりだって、洗ってほしい」(TOTO) 「私は、あなたの、おかげ

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