こんなところから。 →『ネットは新聞を殺すのか?』&『新聞のなくなる日』(その3)/SAFETY JAPAN [インタビュー]/日経BP社 ――日本の新聞が読者を誘導するような報道をしているのではないかという不信感が一部の人にあるような気がしますが、その点はいかがですか。 湯川鶴章氏 湯川(湯川鶴章): 不信感というのは数値としてはとても調べにくいものだと思いますが、一応、先進国の間では新聞に対する信頼度調査がありまして、それによれば日本人は先進国の中で最も新聞を信頼している国民だという結果が出ていました。もっとも「信頼」という言葉自体が言語によって違ってくるので、一概には比較できませんが。 私のアメリカ生活体験からいっても、日本人の方が新聞に対する信頼は強いかなと思いますね。しかし、それもインターネットの普及で急速に変化していると思います。というのも、何か注目すべき事件や事故が起きると、