国連が定めた「国際ヨガの日」の21日、発祥の地・インドではモディ首相が4万人の市民と一緒にヨガを披露して、ヨガによって健康の維持に努めるよう呼びかけました。 21日は世界各地でヨガのイベントが行われていて、発祥の地・インドでは全国の都市で閣僚や映画俳優などの著名人も参加して、合わせて1000万人が一斉にヨガをするイベントが開かれました。 このうち、東部の都市ランチの広場には、ヨガを毎朝欠かさない愛好家のモディ首相が姿を見せ、4万人の市民とともにヨガのポーズを披露しました。 モディ首相は演説で、「病気を予防し、健康を維持するための最も安い薬がヨガだ」と述べ、ヨガによって健康の維持に努めるよう国民に呼びかけました。 経済成長が続くインドでは、自動車の普及による運動不足などのため、糖尿病の患者数が急速に増えていて、去年、すべての国民を対象にした保険制度が導入されましたが、医療費の増大が国家予算を