ブックマーク / president.jp (7)

  • 美術館に「順路に従って鑑賞する」というマナーはない…アートのプロが展覧会場を2周する理由 「展示の趣旨」は大真面目に読まなくていい

    すべての作品に解説パネルをつけるべきか 展覧会を作り上げる中で学芸員は、作品をどのように並べ、そこにどんなキャプションやパネルを付けるのかを検討します。そこで常に頭を悩ませることがあります。 作品の横に詳細な解説パネルを設置するとします。すると、どうなるか。たいていのお客さんは作品そのものよりもまず解説文を読んでしまうんです。で、その解説に書いてある作品の見方、解釈を「正解」ととらえて、作品鑑賞自体はその答え合わせになってしまう。みなさんも心当たりがありませんか? なので、展覧会を作り上げる時に、なんでもかんでも解説を付けることには抵抗があります。一つの正解を教える学校の授業じゃないんだから、と。 それに言葉で説明できないからこそ、アートという形にする必要があったわけです、作者は。それを言葉にしちゃうのって、はっきり言って野暮じゃないですか。ちょっと違う気もしますが、お笑いを見た後にそのネ

    美術館に「順路に従って鑑賞する」というマナーはない…アートのプロが展覧会場を2周する理由 「展示の趣旨」は大真面目に読まなくていい
    santec1949
    santec1949 2024/08/18
    見方自由なのは当たり前。でも無数の作品がこの世にある中たかが一つの展覧会に「自分の考え」を反映させて何になる? 観るべきは自分でなく「何故この展覧会か」館と学芸の企図。その方が初心者も楽しめる。
  • 「秋葉原で無差別殺傷した死刑囚の元同僚です」大友秀逸さんがそう名乗ってツイッターを続ける理由 「人を殺したい」という内容のメールが定期的に届く

    プロフィール欄に「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です」と書かれたTwitterのアカウントがある。アカウントの所有者である大友秀逸さんは、仙台市の警備会社で加藤智大死刑囚と一緒に働いた経験がある。「実名・顔出し」で情報発信をしており、このため何度もメディアの取材を受けてきた。なぜそんなリスクを引き受けているのか。無差別殺傷事件を取材している写真家・ノンフィクションライターのインベカヲリ★さんが聞いた――。(第1回) ※稿は、インベカヲリ★『「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理』(イースト・プレス)の一部を再編集したものです。 「『人を殺したい』という内容のメールが来るんです」 こんなツイッターアカウントがある。 「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です。どなたでもご意見や質問などございましたら自由に書き込んでください」 「秋葉原無差別殺傷事件」が起きたのは、2008年

    「秋葉原で無差別殺傷した死刑囚の元同僚です」大友秀逸さんがそう名乗ってツイッターを続ける理由 「人を殺したい」という内容のメールが定期的に届く
  • 「結婚どころか友達もできない」年収300万円未満の男性を孤独に追い込む"決定的要因" 結婚相談所で女性と出会う機会すら奪われている

    全体的には、未婚および離別・死別などの独身のほうが孤独を感じやすく、女性より男性のほうが孤独を感じやすい。さらに、年齢的には、30~50代の中年層が孤独を感じやすいという傾向が見てとれます。もっとも孤独を感じやすいのは、男性では50代で配偶者と死別した層、女性では30代で離婚した層でした。 孤独を感じることと「それを苦痛に感じる」ことは別問題 しかし、単純にこれだけを見て、「やっぱり結婚したほうが孤独じゃないんだな」と結論づけてはいけません。そもそも「孤独が問題だ」と大声で騒ぐわりに、性別や年齢、配偶状況にかかわらず「孤独を感じる」という割合は過半数にも達していないわけです。高齢者の孤独という話題もありましたが、これを見る限り、むしろ高齢になるほど孤独感は感じない傾向もあります。ある意味、現役世代で人との交流機会が多いはずの年代のほうが孤独感は高いということになります。 そして、忘れてはい

    「結婚どころか友達もできない」年収300万円未満の男性を孤独に追い込む"決定的要因" 結婚相談所で女性と出会う機会すら奪われている
    santec1949
    santec1949 2022/04/29
    年収300万あって孤独な俺とは。現状としては貧困が孤独を招くのは当然としてもら前提となる社会の問題では。
  • 小池百合子に清き一票を投じてしまう「普通の人々」はどこにいるのか 『百田尚樹現象』との奇妙な共通点

    あの『女帝』を一体だれが支持しているというのか 東京都知事選挙は現職の小池百合子が2度目の当選を確実にした。午後8時に投票が締め切られると、NHKをはじめ各メディアが一斉に当確を報じた。 今回の選挙では、小池に異例の注目が集まった。5月29日に発売されたノンフィクション『女帝 小池百合子』(石井妙子著、文藝春秋刊)は、20万部を超える記録的な売り上げとなっていた。このを手に取った人たちは、こう問いたくなったはずだ。 小池百合子には「カイロ大学卒業」という学歴を詐称している疑惑があり(小池側は卒業証書を公開している)、その政党を転々してきた経歴からは、明確な主義主張やビジョンは読み取れない。当選すること、あるいは華々しいスポットライトの当たる場所を求めているだけの軽薄な政治家にすぎないのではないか。それなのに、一体なぜ圧勝したのか。だれが支持しているというのか――。 しかし、このように彼女

    小池百合子に清き一票を投じてしまう「普通の人々」はどこにいるのか 『百田尚樹現象』との奇妙な共通点
  • シリアの警察を空手でボコボコにした酔っぱらい日本人の正体 なぜ、空手はアラブに広まったのか

    教えたいのに生徒が集まらない 1970年5月。青年海外協力隊(JOCV)の隊員として岡秀樹がシリアに派遣され半年近くが過ぎようとしていた。彼はこのとき28歳、空手を始めて12年になる。 時代錯誤の高下駄に「蒙古放浪歌」。しかも何を思ったか岡は羽織袴はかま姿である。通りを行き交う地元住民が、怪訝けげんな顔でこの男の通り過ぎるのを見るのも無理はない。 一方、こうした芝居がかったことをしている岡人には時代錯誤の思いは微塵みじんもない。体中を突き抜けんばかりに沸き起こる怒りに自分が抑えられなくなっている。 岡はこの国の若者に幻滅していた。シリアの警察学校で空手を教えていたが、この伝統武道の知名度は低く、生徒が集まらない。ブルース・リーの主演映画「ドラゴン危機一発」が香港で大ヒットするのは翌71年である。当時のシリアでは戦える技としてはボクシング、レスリングが主流であり、続いて自己防衛とし

    シリアの警察を空手でボコボコにした酔っぱらい日本人の正体 なぜ、空手はアラブに広まったのか
  • なぜ安倍首相と小池都知事は「不要不急の会見」を繰り返すのか 海外のリーダーはどこが違うか

    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相と小池百合子都知事がたびたび記者会見を開いている。コミュニケーションストラテジストの岡純子氏は「どちらの会見もあいまいな表現ばかりで、国民の不安を高めるばかりだ。全米で最悪の状況にあるニューヨーク州知事のスピーチとは正反対だ」という――。 なぜ安倍晋三首相と小池百合子都知事のコロナ会見はダメダメなのか 新型コロナウイルスの世界的大流行という未曾有の危機にあって、リーダーたちの「真価」が試されている。

    なぜ安倍首相と小池都知事は「不要不急の会見」を繰り返すのか 海外のリーダーはどこが違うか
    santec1949
    santec1949 2020/03/31
    彼奴らは問題外なのは確かだが「コミュ力」は二の次で構わない。まして大衆の人気を取れる喋りも危うい。それよりも、だ。
  • 上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える

    今年4月、東京大学の入学式で社会学者の上野千鶴子氏が述べた祝辞は話題を集めた。そこで上野氏は「女性学」という学問を作り、研究者として社会の不公正と闘ってきたと述べた。社会学者としての「闘い方」とはどんなものなのか。人に聞いた――。(前編、全2回) カテゴリーがなければ「事実」は生まれない 社会学は基的に「経験科学」です。つまり、人と人との相互の間に起こる、言及可能な現象を扱うのが社会学です。 でも、言及可能な現象を扱うといっても、カテゴリー化されていない現象はそもそも認識すらできません。たとえば「ドメスティック・バイオレンス(DV)」や「セクシュアル・ハラスメント(SH)」という概念は、かつては日語にはありませんでした。いずれも海外から日に導入された言葉ですから、今でもカタカナ言葉のままなんです。そうやって、カテゴリーを作ることで初めて、ファクトを切り出すことができるようになりまし

    上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える
    santec1949
    santec1949 2019/06/03
    ※「学者は言説で勝負すべき」って学者に限らず人間誰しも中身で勝負すべきで、それを勝手に外見をあげつらった挙句、言説ちゃんと読んでんのか。
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