北方領土へのビザなし交流訪問団に同行した日本維新の会の丸山穂高衆院議員が、国後島を訪問中の11日、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と元島民の団長に質問したことが13日、訪問団への取材で分かった。
外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が4月、施行された。令和ニッポンは、外国人とともに働き、生きることが日常になる時代だ。外国人労働者やネトウヨのような排外主義の問題を追ってきた硬派のジャーナリストは、団地が時代の未来を照らし出していると語る。『団地と移民』を書いたジャーナリストの安田浩一氏に聞いた。 外国人が増えると治安が悪化する? ──なぜ団地に注目したのですか。 僕の取材テーマはすべて地続きです。外国人労働者を取材し、それに対する排外主義を追う過程で、視野に入ってきたのが団地でした。 街頭で始まった排外主義者の活動は2012年ごろから、東京・新大久保、大阪・鶴橋といった外国人の集住地域を直接攻撃するようになりました。その攻撃の舞台の1つが団地だったのです。 同時にテレビや一部の週刊誌も、「外国人が増えて治安が悪化した」という文脈で団地を語るようになりました。でも本当にそう
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