先月末に行なわれた中村哲氏の講演から安保法案に関係する部分を抜粋しています。 米軍によって落とされた爆弾(日本製?)で多くの子どもや女性、お年寄りが犠牲になり、米軍の進駐後は、売春が解禁され、世界の麻薬の90%以上を供給する麻薬大国となったアフガニスタン。その後遺症により現在も760万人が飢餓線上にいるようです。そんな米軍との一体化を目指す安倍政権に対して、中村哲氏は“こんなバカな政権はない。…現政権がアフガニスタンに出現したとするなら、もう何十回か暗殺されている。…憲法に従う義務はあるが、政権に従う義務はないと考えている”と述べています。 アフガニスタンで農村復興のため水利事業に携わっているペシャワール会の中村哲医師の講演会が8月30日、宇部市の渡辺翁記念館で開催された。米軍のアフガン空爆の下でだれが犠牲になり、どうなったのか。現地の実際を通して安倍政府の進める安保法制がいかなるものかを