記事を紹介する順番としては、まずセクト対策の概論を紹介し、次にネット上でのデマの類を紹介、最後に翻訳物の掲載となっている。 翻訳は複数のプロの翻訳家に、一部の翻訳のチェックは大学の教授に依頼した。 この記事そのものは翻訳依頼者である筆者(60.237.191.64)[1]が中心となって作成した。 1985年 フランス政府による本格的なセクト対策と呼べるものも特に無かった。 この年、議会の一部勢力がセクト問題を取り上げるが、週刊誌を証拠の一つとして論じるなど質の悪いものであった。 1995年 カルト対策の引き金となる議会報告書「フランスにおけるセクト」(新聞記事によっては「フランスのセクト」、 「フランスにおけるセクト(カルト)教団」、 「1995年度報告書」とも)が提出された。 この報告書はフランス国内で活動中のセクト(カルト的)傾向の見られる団体の紹介と、それによって引き起こされる社会問