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2010年3月5日のブックマーク (1件)

  • 誰も知らない - 双六二等兵

    |縷々| 偏屈の強情張りが、不器用なりに 差し出した手は、さっと払われた。 一度目も。二度目も。云い訳は、 言葉になる機会を与えられぬまま、 目の前で只、ぴしゃりと冷たく閉ざされた。 そもそも、云い訳は只の云い訳なのだな。 己で自身の無能を重々知りつつも、しかし それをまともに噛み締めてしまったら、 どうして笑って生きられよう。だから。 しらばっくれて、知らぬふりをすることで。 私には何か。私でなければならぬ理由が在ると、 そう想うことで、今までを過ごしてきたんだ。 あなたはどうしようも無い人間だと、敬意を払う 価値の無い人間なのだと、冷やかな目に 言葉無く云われたよな気がしてさ。けれど。 確かに私は、どうしようも無く愚かな人間かも 知れないけれど、それでも。ほんの僅かでも 構わないから、小さな敬意を払って欲しかった だけなんだ。私の度量は大きいどころか、実に ちっぽけで。容易く赦せたなら

    誰も知らない - 双六二等兵
    sap0220
    sap0220 2010/03/05
    すでに、遠くへ行ってます。だから帰ってきてください。そして、おいしいコーヒーを淹れて下さい。