食料生産の今後をどう思うか 司会者:続きましてお2人目の質問です。ジャックと晟矢との会話になります。まず葦苅さん、簡単にビジネスとリサーチの内容、自己紹介をお願いします。それからジャックさんに質問を出してください。 葦苅晟矢氏(以下、葦苅):理工学の学生ですが、昨年「ECOLOGGIE」という食料技術の会社を始めました。 ECOLOGGIEは世界の食糧危機に対して食料をより提供しやすくします。社会がより栄養分の高い食料を作れ、それを入手しやすくするのです。 そんな食料のソースは何か? 答えはこの白衣にあります。コオロギなどの昆虫です。私はコオロギが好きです。コオロギと一緒に生きてきました。3年間部屋で一緒に生活をしているんです(笑)。 (会場笑) でも、昆虫は食料としても栄養価が高く、エコフレンドリーでおいしいんです。国によってコオロギを食す国もありますが、サプライチェーンや生産性が必ずし