電通総研に立ち上がった「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」。アクティブラーニングについてさまざまな角度から提案を行っていきます。このコラムでは、ラーニングのアクティブ化に活用できそうなメソッド、考え方、人物などを紹介していきます。 何となく書いている数字。私が書くならこうかなあ。ずっと書いているうちに自分のスタイルが生まれる。かたく書く、丸めに書く、ちょっと装飾をつける。まるでフォントの違いのように手書きにも個性が生まれる。 自分のスタイルが生まれて数年後、私は日本の学校へ転校した。そして、数学の時間がやって来た。登校初日なのに何とその日は抜き打ちテストがあって問題用紙が配布された。おお、これなら解けるぞ! 他の科目と違って私のやる気は上昇していた。よし!できた! ちょっと自信もあった。しかし、私の自信は予想外の理由でズタズタにされた。何と、全部×だったのだ。でも、答えが間違