一眼レフのレンズ選びで悩ましいのは、カメラメーカーの純正レンズと、レンズメーカーのレンズ(サードパーティー製レンズ)のどちらを選ぶかということ。カメラボディとのマッチングを考慮すると純正レンズを選びたいところだが、コストパフォーマンス的にはサードパーティー製レンズに魅力がある。そこで本特集では、ニコン/キヤノンの純正レンズと、シグマならびにタムロンのサードパーティー製レンズを徹底比較。「スペック編」と「描写力編(計2回)」に分けて、一眼レフ用の大口径・標準ズームレンズの比較レビューをお届けしよう。 取り上げるのは、純正レンズがニコンの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」とキヤノンの「EF24-70mm F2.8L II USM」。対するサードパーティー製レンズはシグマの「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」とタムロンの「SP 24-70