サッカーJ1浦和のサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた問題は、無観客試合という1993年のJリーグ発足以来、最も重い処分を科される事態に発展した。応援の熱の入れようではJリーグ1、2を争う浦和レッズサポーター。今回の厳重処分については、一部サポーターの「暴走」に怒りを示す声が相次ぎ、「処分も仕方ない」とする一方、試合当日にスタジアム前まで行って選手との連帯を示したいとの意見も出た。 【処分内容の詳細は】浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分差別横断幕:浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分 さいたま市北区の主婦、大塚恵利子さん(41)は、会社員の夫(41)と小学生の息子2人の家族4人でホームでの試合を必ず観戦してきた。「サッカーは全世界で人気があり、サッカーを通じていろんな人と仲良くなったので残念。一部のグループのせいで楽しみが奪われた」と話す。 レッズ設立当初からの