2015年8月5日のブックマーク (3件)

  • Word/Excelのパスワード保護も使いよう

    前回、WordやExcelなど、Officeドキュメントのパスワード暗号化保護は簡易的なものであり、個人情報を扱うには適切ではないということを書きました。その考えに変わりはありませんが、「パスワードの強度(十分な長さと複雑さ)を高めれば十分に安全では」という声をいただきました。確かにその通りだと思います。そこで今回は、Officeドキュメントに設定するパスワードの強度について考えてみました。 連載目次 パスワードの長さと複雑さが“鍵”に 最初に断わっておきますが、2015年5月に発生した日年金機構の情報漏えい事件で話題になっている「パスワード」が、Microsoft Officeドキュメントの「パスワードを使用して暗号化」機能のことを指しているのかどうかは、公表されていないので分かりません。今回も、もしMicrosoft Officeドキュメントの「パスワードを使用して暗号化」の「パスワ

    Word/Excelのパスワード保護も使いよう
  • 都道府県別出生率と「女性活躍」- データ分析が示す都道府県別出生率と働く女性の関係性 -

    【はじめに】 厚生労働省が2014年の人口動態統計を発表した。 残念ながらわが国の合計特殊出生率(以下、出生率)は1.42と9年ぶりに0.01ポイント減少に転じている。 都道府県別にみると、最低は東京の1.15で、最高は沖縄の1.86である。 出生率が低迷するわが国において、沖縄県はいまだ突出した出生率を誇っている(図表1)。2014年の沖縄県の出生率は昨年よりも低下したとはいえ1.86であった。全体的に見ると沖縄・九州において出生率が高い。 「都道府県別の出生率の高低差はなぜ生じているのか。」 この理由について、筆者は取材などで「東京や大阪など大都市では出生率が低い。女性の社会進出で出生率は下がっているのではないか?」という質問を受けることが未だに少なくない。 そこで稿では、その回答を統計的に探るべく、都道府県別の出生率と女性活躍の指標の一つとなる「女性労働力率」のデータを用いて両者の

    都道府県別出生率と「女性活躍」- データ分析が示す都道府県別出生率と働く女性の関係性 -
  • 第一子出産年齢上昇はそんなに問題なのか? - データでみる少子化との関係性 -

    【どうして「データで見る」のか?】 筆者は女性活躍と少子化の関係について昨年5つのレポートを発信iした。その中で、少子化の進行を阻止するには「晩産化を阻止すること」が全ての少子化対策のベースとなる政策となるであろうと提言した。 晩産化を阻止することで、その他の少子化政策が少子化阻止により大きな効果を持つようになるとする根拠として、「生殖適齢期への国民的認知の低さ」「医学的な年齢と妊娠の関係」「今までの子育て支援政策に晩産化阻止を主たる目的とした政策がなかったこと」の3点を、適齢期に関する意識調査、医学的データ、わが国の子育て支援政策の個々の具体的な検討を通して紹介した。 では、「晩産化」と「少子化」を実際に統計的にみた場合にも、両者の間に明確な関係があるのであろうか?。 筆者は晩産化と少子化の関係について統計的な観点からも明らかにしたいと考え、OECD加盟国34カ国の「第一子出産年齢」と「

    第一子出産年齢上昇はそんなに問題なのか? - データでみる少子化との関係性 -