最近、よく積層痕についてネットで話題になっているようです。3Dプリンターは立体の断面を平面に印刷し、その層を積み重ねて立体を造形しますが、積み重ねた層の段が積層痕として残ります。これが結構目立つため、なめらかな表面をしたプラスチック製品に慣れた私たちの間隔からすると、「汚く」見えてしまうのです(積み重ねる層の厚さが薄ければ薄いほど、積層痕は目立たなくなります)。私たちは解像度という言葉から表面の滑らかさを期待しますが、3Dプリンターの解像度というのは実際どのようなものなのでしょうか。 調べてみると、3Dプリンターの「滑らかさ≒解像度」には3つの要素があるようです。 1. 積層の解像度 もっとも一般的に言及される解像度がこれです。印刷する1層の厚さが厚ければ厚いほど表面が粗くなるというのは理解できるのですが、実際どのような感じなのでしょうか。 低価格3Dプリンターのほとんどを占めるFDM方式
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