週刊ポストの「受動喫煙は子どもの発ガンリスクを減らす」の記事、読みました。 あやまりであったり、ミスリーディングだったり、という部分があるので、まとめておきます。 ちなみに、高岡健・岐阜大学医学部助教授の発言もおかしなところが多々あるのだけれど、こういうのは記者のまとめ方ひとつで随分印象が違ってくるので、高岡助教授本人も、こういう出方をして忸怩たる、という部分はあるのかもしれないと想像しつつ、全体として、やはり不用意な発言をされていると思います。 まず最初に、元論文は封印なんかされてません。 ここでちゃんと公開されています。 おまけに、WHO傘下のIARC(国際がん研究センター)のメタアナリスシス(2004年に発表URL分かれば記入します)にも組込まれています。つまりその「成果」も織り込んだ上で、WHOは受動喫煙の害を考えているわけです。 これは封印、とは言わないよね。普通。 さてさ