前回、『「水からの伝言」まとめ』としたのだけど、まだ消化不良の部分もあり、まとめと言えるほどのものではなかった。とはいえ、今回もまとめられる自信はない。そもそも、簡単にまとまるようなものではないのだけど、今回の一連の流れの中で、僕が最もショックだったのは、このblogの記事をきっかけに「水からの伝言(以下、水伝)」を道徳の授業に使ってみたいという教師が出てきてしまったことである。 これは予想外であった(”軟らか銀行”じゃないけど)。「水伝」を学校教材で使うことは絶対に避けるべきであるという、警鐘を鳴らす意図で書いたものだったのに、「どうすれば学校で使えるか」というアイデアまで出てきてしまった。 しかし、どうやっても使いようはないのである。 「傷つけるような言葉を止めさせればいじめも自殺もなくなる」ということは、一面的には言えるかもしれないが、必ずそうなるとは言えない。人間同士が関係を持って