はじめまして、この連載を担当するExadata技術部の柴田と申します。Oracle Exadataリリース当初から、お客様のSQLやデータを使用したPoC (Proof of Concept) を実施し続けています。本番稼働しているたくさんのシステムのパフォーマンス・チューニングを行ってきましたが、いつも思うことは「もっとシンプルでいいのに」ということです。Oracle Databaseにはたくさんのパラメータやらなんやらがありますが、OLTPでは効果があっても、データウェアハウスではほとんど効果がないどころか、逆に遅くなるだけということも。 そこでこの連載では、データウェアハウスのパフォーマンス・チューニングに本当に効果があることだけにポイントを絞ってご紹介していきたいと思います。これらのチューニング手法はExadataに限ったものではなく、Oracle Databaseすべてにおいて