これにオンワードをはじめとするアパレル各社は反発しました。アパレルは価格を下げないことでその価値を維持していますから、勝手な値下げは死活問題です。オンワードだけでなく、ライトオンやミキハウス、ゴールドウィンなども撤退を決めました。 極めつけが、前澤社長(当時)のTwitter上での「失言」です。 「いまお店で約1万円くらいで売られている洋服の原価がだいたい2000~3000円くらいだということを、皆さんはご存知ですか?」 「どうせ少し時間がたてばセールになるので、洋服を定価で買うのは馬鹿らしいと思う」 「自分が定価で買った洋服が、あとあとセールで安く売られているのを見たときの気持ちは?」 上記のような発言が反感を買い、Twitterの「一時休止」に追い込まれました。 アパレル各社はZOZOにとっての顧客です。そこの製品を「定価で買うのが馬鹿らしい」とこき下ろしたのです。ビルのオーナーがテナ