ドラえもん、のび太、しずちゃんの三人は、とある神社に来ていた。そこは、豆が御神体として奉納されており、猿が神様の神社らしい。小さな社があった。しずちゃんと二人で、参拝をする。そこには、神社のいわれが書かれた掲示がされていた。なんでも、一人の野武士が、敵から、三億円の負債を負い、それを借りたり、返したり、清く働いたりしながら、返済し、娘達を守った…トライガンと並ぶ、隠れた名作アニメだそうだ。インターネットのホームページを見ているかのような感覚だった。 社には、絵馬のような板に、神社の伝承が絵付の箇条書きで三行で書かれていた。「豆と猿」、「右眼鏡の生活」、「玉手箱」…と読める気がする。私の隣のしずちゃんを観て、ぎょっとした…絵馬に描かれた姿…それは、しずちゃんのように思えたからだ…。 神社を後にして、堤防のような所を歩いている。途中で、ペンギン農場を見かけたのだが、一匹野良ペンギンが歩いていた