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2012年1月23日のブックマーク (4件)

  • 新宿駅の人々 - Diary

    新宿駅における一日の利用者数は三百四十万人以上らしいです。 ものすごい数です。 これはギネスブックにも載っている記録とのこと。 俺は毎日、通勤がてらその世界一の人混みっぷりを堪能しているわけですが、さすがにこれだけ人が集まる場所なだけあって、色んな人を見かけます。 新年が始まってけっこう経ちますがあまり書くこともないので、三人ばかり印象深かった人たちのことを書きたいと思います。 一人目は敦盛親父です。 名はわからないので、これは俺が勝手につけたニックネームです。どういう人かというと、駅のホームやら電車の中でひたすら敦盛を舞っている男性です。 スーツ姿でかなり頭髪が薄い、おそらく定年間近と思われる年配の方ですが、その舞いにはただならぬキレがあります。 初めて彼を見かけたとき、俺は思わず声をかけてしまいました。 かけずにはいられませんでした。 「人生、五十年ですか」 明らかに五十歳を超えてい

    sasuke8
    sasuke8 2012/01/23
    バナナボーイは、手にバナナを生み出す具現化系能力者だろう
  • 最悪の読後感を味わわせてくれる小説を教えてください。…

    最悪の読後感を味わわせてくれる小説を教えてください。「期待して読んだら外した」は該当しません。 わたしのワースト3は次のとおりです。 ・隣の家の少女(ジャック・ケッチャム) ・ぼくはお城の王様だ(スーザン・ヒル) ・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹) ネタバレ有りの感想を↓にリンクしておきます。 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2005/07/post_66b1.html 「感動的な」「泣ける」「爽やかな」物語なんていりません。 読んだことを激しく後悔するような、劇薬小説を、教えてください。

  • ぼくのお母さん - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ

    「冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードのマーカーが出なくなったの。ペンに磁石がくっついてるやつ。あんた買ってきてちょうだい。どうせヒマでしょう。頼んだわよ。磁石がくっついてなかったらいらないから」 ちょっとちょっとお母さん! せっかくの日曜日に、まったく人を奴隷みたいにコキ使って、と鼻の穴をふくらませる僕は、そんなこと言いながらも玄関でクロックスをはいて振り返り、 「ほかに買ってくるモノは!?」 と、なぜかノリノリ立ちこぎ30分、自転車をかっ飛ばして、NHKニュースで紹介されたことのある超巨大ホームセンターへ向かった。 さっさとマグネットのついたマグネット付きマーカーの会計をすませて、お気に入りの渋い緑色のズボンの膝の横についたポケットにそいつをつめこんで、ホームセンターを見てまわる。そんな日曜日って、まだ午前中だし、 「最高だな!!」 実に色々な物がそろっているメガロポリスぶり、文明社会のお

    ぼくのお母さん - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
  • 神のモロ見えの手 - OjohmbonX

    「神の見えざる手が最近見えるんだ」ってケンチが急に言い出した。「アダム・スミスの」 「なにそれ? 勉強のこと? 俺勉強できないからよく分からない」 ケンチは俺をすごく軽蔑する目で、一瞬だけ見てすぐににっこり笑った。ケンチは頭がよくてやさしいから、人を馬鹿にしたらいけないって頭ですぐに考えて許してくれるけどそのほんの少し、頭で考える一瞬前にそのまま気持ちが目に出てくる。そうして俺はたぶん、その一瞬の間ケンチにとても嫌われていて俺はそれを見るとすごく傷つきながらすごく、興奮する。 「でも俺、見えざるって知ってると思う。浅草のお寺にいるサルのことだよね」 機嫌を直さなくちゃと思って焦って物知りなところをアピールしたらまた少しケンチが嫌な顔をした。 「あ、あ、」 「三重に間違ってる」 「あー」 嫌われたくない嫌われたくないと思うたびに少しずつ俺はヒクツになってる気がする。それって限界があるのか分か

    神のモロ見えの手 - OjohmbonX
    sasuke8
    sasuke8 2012/01/23
    これ、いいなあ。