世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は20日、若者は新型コロナウイルスの免疫がなく「無敵ではない」と延べ、新型ウイルスの影響を受けやすい高齢者にうつさないよう、人との接触を避けなければならないと警告した。 テドロス事務局長はこの日、スイス・ジュネーヴのWHO本部からオンラインで記者会見し、新型ウイルスをめぐっては「高齢者が最も打撃を受けているものの、若者が感染しないわけではない」と述べた。 「若者のみなさんへ伝えたいことがある。あなたたちは無敵ではない。新型ウイルスに感染すれば、数週間も入院することになったり、死ぬ可能性さえある。病気にかかっていないとしても、皆さんがどこへ行くかによって、他人の生死を左右するかもしれない」