「応援上映」というものをご存じだろうか? 『シンゴジラ』や『HiGH&LOW THE MOVIE』、最近では『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』や『帝一の國』などでも実施され、少しは耳にしたことがあるかもしれない。コスプレやサイリウム、フラッグの持ち込みや、声援、唱和、ツッコミOKとされている観賞スタイルのことで、このブームの火付け役となったのが、昨年1月に公開された劇場アニメ作品『KING OF PRISM』(通称・キンプリ)だ。 キンプリの応援上映は「映画館で楽しむアイドルのコンサート」のようなものだが、体験していない人にとっては「それが一体どんなものなのか、なにがおもしろいのか?」と、理解の範疇を超える未知の世界。ここまで人々を熱中させたワケは一体何なのか。キンプリでキャラクターの声を担当している、声優の畠中祐(香賀美タイガ役)と八代拓(十王院カケル役)のインタビュー、そして