ずっと考えていた。 私もいつか白いドレスを着る日が 来るのだろうか。 それは、どんなドレスだろう。 どんなチャペルで愛を誓うのだろう。 薬指を飾るのは、どんな指輪だろう。 その時、私のヴェールをあげるのは、 どんなひとだろう。 ずっと探していた。 私にとってのたったひとりを。 ずっと待っていた。 誰かのたったひとりになることを。 もしも、その日が来るのなら、私らしく、 私たちらしく。 夢見ていた。そう言ってもいいかもしれない。 扉が開く。 これから始まる。 美しい時間が。 私は、踏み出す。
ULYSSES ユリシーズ 美しい蝶がふわりと軽やかに指にとまるような、極上の着け心地を叶えたセットリング
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