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ブックマーク / gfx.hatenadiary.org (3)

  • モダンなXSの書き方 - Islands in the byte stream (legacy)

    PerlのソースコードはPerl言語以上に変化が大きく,それに伴ってXSの書き方もだいぶ変わってきている。新しいAPIを使ったほうが可読性がよかったり高速だったり使いやすかったりする。 たとえば,スカラー(SV)から文字列(PV: pointer valueつまりchar*)を得るAPIの変遷は次のようになっている。 /* SV*からPVを得る古い書き方 */ STRLEN len; const char* pv = SvPV(pv, len); # pvとlen両方ほしいとき const char* pv_only = SvPV(pv, PL_na); # pvだけほしいとき /* その後SvPV_nolen()が追加され,PL_naはdeprecatedに */ const char* pv_only = SvPV_nolen(pv); /* 今は*_constが追加されたのでcons

    モダンなXSの書き方 - Islands in the byte stream (legacy)
    sato_shin
    sato_shin 2009/08/25
    XS
  • 「Perl/XSが得意なこと」の補足 - Islands in the byte stream (legacy)

    Perl/XSが得意なことはほとんどオレオレ用語といっていいくらい端折ったリストなので追々補足しておく。 まずひとつ,「注意を払う」というのは内部で呼ばれるmalloc()を極力減らすという意味と書いたが,よく考えてみればこれはmalloc()*1が遅いというのが問題なのではない*2。malloc()はそれだけで終わるものではなく,mallo()を呼ぶAPIの内部または前後ではデータのコピーが伴うのが普通だし,その前にSVの割りあてが必要だったり,あるいは一時SVを使うとなればENTER+SAVETMPS ... FREETMPS+LEAVEといったブロックスコープ管理ルーチンが伴ったりと,付随する様々な処理が加わることが極めて多い。だから避けるべきなのはmalloc()そのものというより,malloc()に付随する膨大な処理である。 具体的には,たとえばMOP.xsでは,メソッドやハッシ

    「Perl/XSが得意なこと」の補足 - Islands in the byte stream (legacy)
  • Perl/XSが得意なこと - Islands in the byte stream (legacy)

    最近ひたすらXSを書いていて思ったのが,XSはやっぱり速いということ。 ただ,いつでも無条件に速いというわけでもなく,何も考えずに書くとPurePerlのコードより遅くなることも珍しくない。実際,最近書いたShikaやMOPのXS版もいきなり高速だったわけではなく,一番最初のコードはPurePerlのほうが10%-30%ほど高速だった。 いろいろベンチマークをとった結果の感触として,XSの得手・不得手が分かってきたのでメモしておく。ちなみに下記で「注意を払う」というのは内部で呼ばれるmalloc()を極力減らすという意味で使っている。SVの生成自体はmalloc()を伴わないことが多い*1が,文字列の生成/連結や配列の生成/push/unshiftでは内部でmalloc()が呼ばれる可能性が高く,速度を落とす原因となる。 得手分野 ループ - XSのループが早いというより,Perlのループ

    Perl/XSが得意なこと - Islands in the byte stream (legacy)
    sato_shin
    sato_shin 2009/08/25
    XS
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