鳩山由紀夫首相は3日午前、社民党の福島党首が連立離脱の可能性を示唆したことについて「社民党が辺野古への移設に大変厳しい思いを持っていることは重く受け止めなければならない」と記者団に語った。同時に「外交交渉で相手がある話だからそこも大事にしなきゃいけない」とも述べ、社民党と米国のいずれの理解も得られる決着を目指す考えを強調した。 平野博文官房長官も同日午前の記者会見で「3党の連立を大切にしながら、その中での議論なしに結論を出すことにはならない」と述べ、改めて社民、国民新両党と協議する意向を示した。【横田愛】