『強い馬はどんな舞台だろうが強い』と言われる時がある。 まー、昔はそれこそテイエムオペラオーのように、舞台を問わず、馬場も問わずに1年間無敗だった馬もいたんだけれど、今の競馬は馬場の保全技術が進化したこと、仕上げ方もレベルアップしてきたこと、競走馬全体のレベルアップが進んだこともあって、どの舞台でも強いから勝つなんていうことがなくなった。 先週のエリザベス女王杯もそう。終盤外伸びにシフトした結果外枠が上位を占める形になったが、良馬場だったらどうだっただろう。少なくともこれだけ外外外で決まることはなかっただろう。 ライラックが弱いとは言わない(ここ大事)が、間違いなく雨の恩恵を受けている。そもそも能力がないとGIで2着になんか来られないんだけど、良馬場で雨がなければあの競馬で届いていたとは思えない。 それくらい現代競馬において、天気、馬場が左右する部分は大きい。1勝クラスに後のGI馬が混じれ