2024年1月27日のブックマーク (2件)

  • ジョージ・オーウェル『1984年』を山形浩生訳で読んだら驚くほど面白かった

    有名だけど退屈な小説の代表格は、『一九八四年』だ。全体主義による監視社会を描いたディストピア小説として有名なやつ。 2017年、ドナルド・トランプが大統領に就任した際にベストセラーになったので、ご存知の方も多いだろう。「党」が全てを独裁し、嘘と憎しみとプロパガンダをふりまく国家が、現実と異なる発表を「もう一つの事実(alternative facts)」と強弁した大統領側近と重なったからかもしれぬ。 『一九八四年』は、学生の頃にハヤカワ文庫で読んだことがある。「ディストピア小説の傑作」という文句に惹かれたのだが、面白いという印象はなかった。 主人公のウィンストンは優柔不断で、あれこれグルグル考えているだけで、自ら行動を起こすというよりも、周囲の状況に流され、成り行きで選んでゆく。高尚な信念というより下半身の欲求に従っているように見える。 「党」を体現する人物との対話も、やたら小難しく何を言

    ジョージ・オーウェル『1984年』を山形浩生訳で読んだら驚くほど面白かった
  • 廃道研究家「ヨッキれん」さんがぞっこんな「日光いろは坂」の「エンジンブレーキ使え」「一速に落とせ」の標識群

    ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 廃道に身も心も捧げるオブローダーの道路愛好家。「山さ行がねが」主宰。 実業之日社「日の道路122万キロ」ほか執筆。コミックキューン連載中「はいどう!」の監修者。 ツイートに🦆が登場したら、山行がの更新が近い合図カモ?!クワッ!! yamaiga.com ヨッキれん/平沼義之 @yokkiren 日光いろは坂のこの標識が超好き! 長い下り坂に「エンジンブレーキ使え」はたまに見るけど、さらに「一速に落とせ」や「二速に落とせ」といった具体的なシフト操作まで指示してくる道はほとんどない。「ここが運転できれば一人前」と、古いドライブガイドには大抵書いていた道の凄まじさを感じる。 pic.twitter.com/8hnLh3beO2

    廃道研究家「ヨッキれん」さんがぞっこんな「日光いろは坂」の「エンジンブレーキ使え」「一速に落とせ」の標識群