朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba ~ kimono - cantabile ♪ ~ 四季を楽しみ装う暮らし。 日本の歴史と風土が生み出した美しい衣裳「きもの•着物•kimono•呉服•和服•和装」 365日四六時中きもの生活を堪能しつつ日本文化を通してその真髄を学んでおります。 「奥山に 紅葉ふみわけ 泣く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」 伝説の歌人といわれる三十六歌仙のひとり猿丸太夫の句です。 小倉百人一首のひとつですが、古今集では詠み人知らずとなっています。 秋になると雄鹿は雌鹿を想って泣くとされていたことから鹿は秋の季語です。 古代中国では、鹿は神の乗り物といわれ聖なるものとされてきました。 日本でも奈良の春日大社や厳島神社では神の使いとして崇められています。 日本画やきものの意匠には紅葉や秋草と組み合わせて描かれること
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