朝香沙都子『水木しげる米寿記念「ゲゲゲ展」』
朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba ～ kimono - cantabile ♪ ～ 四季を楽しみ装う暮らし。 日本の歴史と風土が生み出した美しい衣裳「きもの•着物•kimono•呉服•和服•和装」 365日四六時中きもの生活を堪能しつつ日本文化を通してその真髄を学んでおります。 銀座松屋で開催されている「ゲゲゲ展」へ 向井くんが水木しげるさん役を演じている、「ゲゲゲの女房」の視聴率が絶好調なことも あってか、会場は大盛況。きもの姿の方も多くみられました。 残念ながら私は「ゲゲゲの女房」はみておりませんが、「のだめカンタービレ♪」で 菊池くん役を好演した向井くんの成長を心より喜んでおります あの当時はまだ無名の俳優さんでしたが、スタイルの良さもあってか収録現場の洗足学園で 一番輝いてみえました 原作の菊池くんがモテモテな訳が、向
朝香沙都子『琉球壁上布に波に千鳥の麻染め帯』
朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba ～ kimono - cantabile ♪ ～ 四季を楽しみ装う暮らし。 日本の歴史と風土が生み出した美しい衣裳「きもの•着物•kimono•呉服•和服•和装」 365日四六時中きもの生活を堪能しつつ日本文化を通してその真髄を学んでおります。 藍や砂色が多い琉球織物の中では珍しい、桜色の琉球壁上布です。 琉球舞踊用につくられた絣だそうで、太めの縞になっています。 何度も洗い張りして仕立てなおしているのですが、生地が古くなりすぎてしまって…。 ところどころ穴があきかけているくらい痛んでいますが、お気に入りの〝きもの〟です。 波に千鳥と蛇籠が染められた麻の帯を合わせました 千鳥とは海辺や河原に群れる小鳥の総称です。 平安時代から文様として染織品や蒔絵などの工芸品に使われました。 万葉集でも詠まれ
朝香沙都子『藍の琉球壁上布に犬の麻染め帯』
朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba ～ kimono - cantabile ♪ ～ 四季を楽しみ装う暮らし。 日本の歴史と風土が生み出した美しい衣裳「きもの•着物•kimono•呉服•和服•和装」 365日四六時中きもの生活を堪能しつつ日本文化を通してその真髄を学んでおります。 夏のヘビーローテーション〝きもの〟の琉球藍で染められた琉球壁上布です。 琉球藍は本土の藍染めのタデ科の藍とは違い、沖縄北部で栽培されるキツネノマゴ科に 属する低木状の草のことです。この葉を水に浸して発酵させ石灰水を加えて撹拌し 色素を沈殿させて泥状になったモノで染めたのが、琉球藍染です。 藍は堅牢度が低く、色落ちいたしますが、それは琉球藍も同じ。 藍染めほど匂いはしませんが、広衿の折れ筋や帯枕があたるところなどは すれて白くなってしまいます。 ですが、
朝香沙都子『鉄紺色の琉球壁上布に葡萄の麻染め帯』
朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba ～ kimono - cantabile ♪ ～ 四季を楽しみ装う暮らし。 日本の歴史と風土が生み出した美しい衣裳「きもの•着物•kimono•呉服•和服•和装」 365日四六時中きもの生活を堪能しつつ日本文化を通してその真髄を学んでおります。 葡萄の蔓や葉、実を図案化したものは、豊穣の象徴として尊ばれ、 古くから世界中で文様化されました。 日本へは飛鳥時代に中国から渡来し、葡萄唐草文は薬師寺金堂の薬師如来の台座や 正倉院御物にもみられます。 葡萄だけ写実的に描かれるようになったのは、平安時代末期以降のことで、 その頃から日本でも葡萄が栽培されるようになったようです 葡萄は秋の文様のような気もいたしますが、これは小千谷縮の反物に描かれた 染め帯なので、真夏の帯です。 ８月に入りましたので、ちょ
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