生まれつき右の手の指がない女の子を主人公にした絵本「さっちゃんのまほうのて」の原画展が9月2~5日、横浜市西区のみなとみらいギャラリー(クイーンズスクエア横浜・クイーンモール2階)で開かれる。出版25周年を記念して、昨年12月、鹿児島市を皮切りに開かれている全国巡回展の一環。入場無料。 「さっちゃんのまほうのて」(偕成社)は、「先天性四肢障害児父母の会」と絵本作家田畑精一さんが5年がかりで共同制作し、1985年に出版した。障害児を扱った先駆的な絵本として、これまでに64万部を超すロングセラーとなっている。 原画展のサブタイトルは「てをつなご! さっちゃんと」。絵本のストーリーに沿って原画が展示され、障害児や親の心情への理解を優しく訴える。 4日午後2時からは、近くの「横浜ワールドポーターズ」6階会議室で、田畑さんと「父母の会」元会長の野辺明子さんのお話し会が予定されている。入場無料。
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