内臓脂肪とは、その名のとおり内臓のまわりにつく脂肪で、正確には、おもに腸を支える腸間膜に溜まります。内臓脂肪には、摂取したエネルギーが余った場合、一時的に蓄えておく役割があります。しかし、あまりに増えすぎた場合は、生活習慣病の発症につながる場合があり、注意しなければなりません。 そこで今回は、内臓脂肪とは何か、内臓脂肪が蓄積しているとされるのは何が基準なのかを解説します。内臓脂肪を落とすための食習慣善のポイントや、おすすめの運動方法も見ていきましょう。 内臓脂肪とは、体脂肪のうち、おなか周りについた脂肪のことを指します。内臓脂肪が過剰に蓄積された状態を「内臓脂肪型肥満」といい、ポッコリおなかが出る体型から「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。 内臓脂肪が蓄積されているかどうかは、CTスキャン検査で内臓脂肪面積が100cm2を超えることで判断されます。しかし、CTスキャン検査は簡単に行えませんから