産経編集委員に110万円賠償命令=FBで民進議員の名誉毀損-東京地裁 産経新聞社の阿比留瑠比政治部編集委員がフェイスブック(FB)に投稿した記事で名誉を傷つけられたとして、民進党の小西洋之参院議員が1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(金子直史裁判長)は26日、名誉毀損(きそん)を認め、記事削除と110万円の支払いを命じた。 問題となったのは、阿比留氏が昨年4月1日に投稿した記事。「国会の指さしクイズ王と呼ばれた某氏」について、官僚時代に無断欠勤や遅刻があったと記した上で、「偉そうな態度は昔から」などと書いた。 判決は、「職歴や言動から一般読者は小西議員のことだと理解する」と指摘。内容は「また聞き」で裏付けとなる資料も欠いているとして、「真実とは認められない」と結論付けた。 阿比留氏の話 主張が認められず遺憾。控訴する方向で検討している。(2016/07/26-1